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2007/09/29

日本一朝の早いところ(日本4端のうち最東端)

  ここは日本一朝が早いと言うことらしいが、一説には緯度の関係で冬場は千葉の犬吠埼とも(ほんの少しの間らしいし時間も僅差とか)。
  そう、ココは納沙布岬です、本土最東端と根室市が建てた標識には記載されている。他の日本4端では波照間島は日本最南端の表記が有ったし、宗谷岬も日本最北端、与那国島も日本最西端(ココは未踏ですが)とあるがここはだけ「日本」の文字がない。推測するに国後、択捉、色丹、歯舞諸島が固有領土で有りながらロシアに占領されていると言った理由から早期返還を願って、あえてそうしてるのかと思ってるのだが。まぁ実効支配してる場所としては最東端と言うことなのでしょうが。
  ただ、これは4島が返還されると最北端が択捉島となるため宗谷岬が最北端ではなくなるし、納沙布岬にしても最東端ではなくなる。(宗谷岬の最北端も政府としては実効支配という考え方のようです)
  どちらにしても現実は端っこなのですからいちいち気にすることはないと・・・・。

↑本来なら日本最東端としたいところでしょうが、ココだけが木製、他の3端はコンクリートや石で出来ている。返還までの繋ぎとして恒久的にはしてないと(考えすぎ?)
        
ココまではわかるのですが↑

↑「平和の塔」、霧のない晴れた日には北方領土が一望出来るらしいが根室市の観光案内には一言も触れていない。平和の塔、と言いますが別名「笹川記念館」とも言いましてこれ以上の説明は不要かと。他にも付近の売店の横に日の丸のはためく標柱が。
判らなくもないが何か違和感が・・・・。

↑「四島のかけはし」特殊耐候性鋼板で出来たモニュメント世界の平和と四島返還を祈念するため作られた。なおモニュメントの右側に「祈の火」と呼ばれる点火灯台があり1972年沖縄県の波照間島で採火された。これは沖縄が米国から返還された事に因んでここも早く返還されるようにとの願いが込められている。建立当時は24時間燃えていたらしいが今は経費節減の煽りで夕暮れになると消灯されるそうです、世知辛い世の中です。

↑「きぼうの鐘」日本青年会議所が北方領土の早期返還を願って1987年建てた。

海霧に霞んでいますがむこう側が納沙布岬の灯台、霧が濃いので霧笛が響いておりました。灯台前方の岩礁にロシアの難波船が放置されている。ここの霧については木本修次氏の著書「島と岬の灯台めぐり」に”それは濃霧、ひどいガスが流れ下って自分の立っている納沙布岬の先端も、沖の貝殻島の灯台も何も見えない闇夜のようなガスに包まれる。霧と言う概念ではない、まさにガスだ”。
納沙布岬灯台は「北海道の最古参灯台濃霧が急襲」と見出しに。
こんな所ですから連れて来られた我が連れ合いは当然に文句タラダラでありましたぞ。

◎お遊びコーナー(中級クラス)北海道でも読める人と読めない人があると言うから読めなくて「普通」読めればもっと他のことに打ち込みなされ
①音威子府 ②倶知安 ③妹背牛 ④安足間 
⑤留辺蘂 ⑥大楽毛 ⑦和寒 ⑧厚岸 ⑨国縫
⑩別保

①おといねっぷ ②くっちゃん ③もせうし ④あんたろま⑤るべしべ ⑥おたのしけ ⑦わさむ ⑧あっけし
⑨くんぬい ⑩べっぽ
地名だからでしょうかATOKでは一発で変換出来る

「1st.Anniversary」だ!よく続いたものだよ、まぁ3日、3月、3年というから今度は3年続く事を念じて。


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2007/09/25

幣舞橋

    アイヌ語のヌサオマイ(NUSA-O-MAI)に由来する。当初は愛北橋と言われ有料橋であったとか。
   現在の橋は1976年に掛け替えられた第5代目、愛北橋から第3代目幣舞橋までは木造橋であった。
   釧路の気候が激しくて釧路川の氷結や流木等で橋の傷みが激しく崩落、架橋を繰り返した。1928年初めてコンクリート架橋となった。かつては(今も)北海道の「3大名橋」と言われた。(4代目幣舞橋、4代目豊平橋、2代目旭橋「現存」)現在の5代目は名橋と言われた4代目を意識して架橋された。
   この橋の欄干立つ「四季の像」は日本を代表する4人の彫刻家の手による。
春の像:舟越保武(若葉が萌えいずる雪解けの季節
夏の像:佐藤忠良(さわやかな風を受けて羽ばたく若々しさ)
秋の像:柳原義達(迫り来る冬に立ち向かう精神と緊張感)
冬の像:本郷新(寒さと冬をはねのけて春を待ち望む心)
   春  
   冬  
裸婦像「春」「夏」夜空の下「冬」「秋」朝霧の中で。

朝霧の中、釧路川に架かる幣舞橋。

朝霧に浮かぶ四季の像も夜の街灯に映える四季の像もどちらも良い物です、霧はこの地の名物です。

名橋と言われれば何となく納得してしまう未明の幣舞橋、朝霧に浮かぶ様は幻想的でなかなかのものです。
   昭和31年原田康子の「挽歌」で一躍その名が全国区に、釧路の町を変貌させるきっかけとなり道東における産業・文化の中心都市に変えていったと何かの本で読んだ。
「霧、北国、港町」3拍子揃ってるがゆえにムード歌謡曲などヒットも多い。私がこの橋の存在を知ったのは美川憲一の「釧路の夜」であります。
♪霧は降る降る今日もまた 一人歩きのヌサマイ橋よ
♪船の汽笛も泣いている 女心も知らないで
♪貴方がにくい 貴方がにくい

今はサンマのシーズンです、釧路川沿いはサンマ漁船が一杯です。

釧路フィッシャーマンワーフMOOに接岸するサンマ漁船。何れも幣舞橋上から。

地に落ちた「白い恋人」の屋上看板が白々しく朝霧の中で。このお菓子何処に行っても見かけませんでしたね、何時かは復活するんでしょうがコンプライアンスの遵守出来ない企業は退場すべし。

◎お遊びコーナー(入門クラス2)
読めればそれなりの物知り、読めなくても恥ではない。北海道の地名ですからね。
①女満別 ②白老 ③常呂 ④占冠 ⑤枝幸
⑥真狩 ⑦美唄 ⑧増毛 ⑨置戸 ⑩小利別

①めまんべつ ②しらおい ③ところ ④しむかっぷ
⑤えさし ⑥まっかり ⑦びばい ⑧ましけ ⑨おけと
⑩しょうとしべつ

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2007/09/19

摩周湖と川湯♨

  摩周湖は霧が晴れた時に遭遇すると婚期が遅れるとか霧が有ると何とやら・・・。布施明の霧の摩周湖がヒット知名度が一挙に高まったが霧の湖、神秘の湖が過度に定着してしまったとか。
  自身もこの歌によって摩周湖は霧の湖のイメージが出来上がっていたので(霧でなく雲だとの話も聞いた)綺麗に見えると何か物足りない気がする。  ただ勝手な物で見えなければ見えないで、なんだ!と思うし見えれば見えたで霧がと。しかし近年の地球温暖化でいささか異変が生じ以前から見ると霧の発生が少なくなったと言う話だ。
  行って判ったことだが摩周湖には第1展望台、第3展望台と第1展望台から1kmの地点に幻の第2展望台が存在したらしい(昭和14.15年頃)それと裏摩周展望台がある。それぞれ異なった展望で時間に余裕があれば是非とあった。次の機会にでも言いたいところだが今生にその機会が有るとも思えず。

正面摩周岳(カムイヌプリ)857m、摩周第1展望台から手前岳樺群落。摩周岳へはここ第1展望台から2時間30分位で上れるそうですが気安くとは行かぬとか。

正面カムイシュ(中島)”神となった老婆”の意だそうですが噴火した火山の頂上部分がほんの少々顔を出しているのです。摩周湖の中央に火山が姿を隠しているだけなのです。知らなきゃ島と思うだけですモンね。ところで摩周湖は1947年まで御料地として宮内省の管轄だったとか。
摩周湖は弟子屈町に有るのですがここに川湯相撲記念館が有ります。そう48代横綱大鵬の資料館です。私が若かりしころ流行語となった「巨人、大鵬、卵焼き」の大鵬の故郷で有ります。懐かしい時代へタイムスリップと思いましたがその頃私は柏戸のファンで有りましたので失礼しました。

この辺りはアイヌ民芸の木彫りのショップがあちこちに「しまふくろう」は魔除け、福が来る、不苦労などと言われ昔から愛された鳥です。写真では御利益はダメでしょうかね。

川湯の温泉街の朝は霧に包まれます、カメラのレンズに水滴が・・・・。

早朝の街道沿いのおみやげショップ、店頭での実演彫りが主流ですが手彫りはやはり高うございます。AM6:00にオープンしてるお店があった。北海道の旅は朝が早いのであります、なにせバスの走行距離300km越えますので。

◎お遊びコーナー(入門クラス)
幾つ読めますか、読めればそれなりに自慢になるかも、でも読めなくても悲観することは有りません。何故って北海道の地名です、アイヌ語を日本表記にしたものが多いから。しかし今回は聞いたことある地名が多いと思う。
①長万部 ②弟子屈 ③標茶 ④比布 ⑤新冠
⑥壮瞥 ⑦七飯 ⑧神居古潭 ⑨糠平 ⑩能取

①オシャマンベ ②テシカガ ③シベチャ ④ピップ
⑤ニイカップ ⑥ソウベツ ⑦ナナエ ⑧カムイコタン
⑨ヌカビラ ⑩ノトロ


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2007/09/11

(続)佐伯泰英

書き下ろし時代小説100冊の内訳
①密命(祥伝社) 17冊
②長崎絵師通吏辰次郎(ハルキ文庫) 2冊(まだ続くらしい⑤との重なりで意図せず後回しに)
③夏目影二郎始末旅(日本文芸社) 11冊
④古着屋総兵衞影始末(徳間書店) 11冊
⑤鎌倉河岸捕物控(ハルキ文庫) 11冊
⑥吉原裏同心(光文社) 8冊
⑦居眠り巌音江戸草紙(双葉社) 22冊(豊後関前藩は架空ですが作者の先祖が豊後の下級武士の出とか) 
⑧悪松(秘剣)(祥伝社) 5冊
⑨酔いどれ小藤次留書(幻冬舎) 7冊
⑩交代寄合伊那衆異聞(講談社) 5冊
⑪異風者(ハルキ文庫) 1冊
合計100冊。一応完結作もあるが、続々書かれている物もあり何冊まで行くのか見当がつかない。
  ハードカバーから文庫にと言うのでなく初から文庫として書き下ろしされてる訳だから作者は余程タフでないと勤まりませんな。時代小説は「密命シリーズ」で始まったから100冊目も「密命シリーズ」で飾りたかったとどこかで読んだ。
   作者曰わく質の高い作品とか香気漂う小説は考えた事はない、出版社がペイ出来書店さんに喜ばれる文庫作り、それだけですよ。
   数字のとれる読み物作家でありたいと・・・・。
  今10シリーズ、佐伯ワールドを楽しみたい人はどれから始めても決して退屈はしないと思う。
各シリーズの主人公と生業
①金杉惣三郎、清之助(荒神屋”火事場始末御用”)
②通吏辰次郎(絵師)
③夏目影二郎(幕府隠密)
④鳶沢総兵衞勝頼(大黒屋”古着屋”)
⑤政次(岡っ引き)
⑥神守幹次郎(吉原会所雇われ)
⑦坂崎巌音(うなぎ割き)
⑧大安寺一松(水戸家用心棒)
⑨赤目小藤次(刃物砥ぎ)
⑩本宮藤之助(殿)
各主人公の流儀
①直心影流、鹿島一刀流
②直心影流
③鏡心明智流
④祖伝夢想流
⑤直心影流
⑥示現流、眼示流
⑦直心影流
⑧愛甲流、示現流
⑨來島水軍流
⑩信濃一傳流
  この作家の読みやすいのは主要人物がやたら多くないところにもあると思う、読んでると登場人物の殆どが頭の中で判る。
  大きめの本屋さんの文庫本コーナーでは佐伯泰英シリーズが平積みされています。置いてる場所が聞かなくても判りますよ。時代小説に興味の無い方一読してご覧、はまりますよ。
同一番号全てシリーズに共通します
参考資料「佐伯泰英」宝島社

阪神25年振りの10連勝、最高は11連勝とか,広島戦で記録更新なるか興味津々と思ったら裏切ったよ。この再現あれば関西燃えるよ。

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2007/09/06

佐伯泰英

  今旬と言っても差し支えのない作家ですが1998年頃は売れない作家で。
  ところが1999年以降2007年に至る8年ほどで100冊の文庫書き下ろしの作品を刊行しそれらを合わせると1500万部に・・・・。時代小説に転じてこの快進撃、大ブレークになる前の作家生活はノンフィクション作家であったり冒険小説家であったが、その20年間で20冊20万部そこそこだったそうです。
  昨年ウオーキング仲間に勧められて読み始めたのが「居眠り巌音江戸草紙シリーズ」この段階で十数冊が出版されていたがその第一作目「陽炎の辻」を読んだ、面白い上に活字が大きくメガネの必要な老齢人間には何とも有り難い。且つほどほどの厚さ、おまけに連続モノでありながら一冊毎話が完了するので自分のペースで読める、これは私のようなものぐさ人間に何とも好都合。
  面白いがなんせ10数冊を一括して買うとなると結構な金額(live on a pensionの身には)になるので如何したモノかと考えた、そうBOOKOFFがある。出かけましたよ「居眠り巌音江戸草紙シリーズ」求めて。ありました何と第1巻から第17巻までしかも古本とは思えない綺麗さ、速攻で近所で買った第1巻を除いて10巻分買い求めました。そう取り敢えず10巻読んでみようと言うことで。
  読み始めるとこれが面白くて1日1冊のペースであっと言うまに読破、読み進むうちに滅法強い巌音の剣術と勝負所の描写がどうも以前TVで見たドキュメンタリーの闘牛のクライマックス・シーンと重なってきた。
  既刊分は全てBOOK OFFでまかない後は新刊が出る度近くの本屋さんで・・・・
  最近23冊目「万両の雪」が出版された。何せ次出るのは何時かいつかと待ってる程でありますから。
   その巻末のあとがきで前記闘牛のクライマックス・シーンの重なった理由が分かった、氏は1970年初にスペインに滞して闘牛の取材をしていたし1986年には闘牛士ホセ・オルテガ・カノの旅について廻り闘牛士の生活を目の当たりにしてきたし、それらの経験から冒険小説家としてデビューしている。(闘牛士エル・コルドベス1969年の叛乱、アルハンブラ等とう)
   重なってもおかしくない経歴があることを知ったが氏によるとその意識はまったく持たずに書かれてるとの事です。また氏に依るとこの江戸草紙シリーズ50巻くらいは行きそうだと記している。既に頭の中には構想が・・・個人的な感想としてはパターンに類似性が出てるように思うのだが、そう思わせながらも次を待たせるこのは作家の魅力でもあるのでしょう。氏は自身の作品は基本はうそごと絵空事と言っているがこれとて妙に納得してしまうのです。
  池波正太郎も「剣客商売」を初めとして色んなシリーズがありこれまた面白く読ませてくれた。
  時代小説には興味がなかった私に時代小説のおもしろさに引き込んだのは「真田太平記」「仕掛人・藤枝梅安」でありまた東京に行くと深川だの佃島界隈を徘徊するようになったのも池波正太郎の作品を読んでからの事です。
  池波正太郎で時代小説に目覚め佐伯泰英によって深みにはまって行くようです(まだ片足も突っ込んでませんが)。
 まだまだ続く「居眠り巌音江戸草紙シリーズ」楽しみにしながら「古着屋総兵衛影始末」も読み始めようとeBOOK OFFで買い揃えた。当分退屈せずに済みそう。

◎文中「万両の雪」あとがきより引用あり


9/6現在Nationals4位、日替わりだね。capitalsは今シーズン楽しませてくれるかな。

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