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2009/11/10

お堂でみる阿修羅(11/23迄)

東京や福岡で公開された阿修羅展帰山記念の「興福寺国宝特別公開2009」拝観に行ってきた。
マスコミに祝祭日は凄い人出と報じられていたのでウィークデーに行けばそれなりに空いてるだろうとの希望的観測で出かけた。
近鉄難波駅の奈良行きホームで驚いた、何じゃこの人出はと皆さんをヨ~ク観察してみると申し合わせた様に正倉院展のパンフを持っていた。
正倉院展は11/12迄と会期も押し迫ってると言うことで大挙押し寄せる老若男女ならぬ老男女の群れに遭遇してしまった訳で、出鼻から希望的観測は悲観的観測に・・・・。
当初、阿修羅像拝観して正倉院展を見学、薬師寺、唐招提寺と企んで早めに出かけたのが仇となり興福寺に着いたとたんその企みは霧散した。


拝観券入手するまで?十分、それから阿修羅像おわす仮金堂に入るのに約120分と長蛇の列をひたすら我慢々であります。

仮金堂も一度に入れる人数もさほど多くは無いし、入れば昔見たツタンカーメンやミロのビーナス程には酷くはないが「ゆっくり歩いても良いですから止まらないで」と暗に急かされます、釈迦三尊像、四天王像(重文)、十大弟子・八部衆像(国宝)、特に阿修羅立像(国宝、像高153.4cm)等ゆっくり見てる間がないのでありました。(注)阿修羅立像は八部衆像のうちの一つ)

すべての仏像には
造った人たちの願いが込められている
すべての仏像には
造られてから今までにその前で手を合わせた人たちの祈りが込められて入る
だからすべての仏像は尊く、そして美しい

阿修羅についてはwebのwikipedia阿修羅の項を参照ください

仮金堂を出た人の波は次なる先、国宝「北円堂」に向かう訳ですがこの件は後日。フゥ~

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